マルハニチロ株式会社の社名の由来
社名の由来
平成19(2007)年、水産業界トップの「マルハ」と3位の「ニチロ」が経営統合して発足しました。
旧マルハの社名の由来
旧マルハ株式会社の創始者である中部幾次郎を生んだ中部家は、明石郡林村(現神戸市近郊)の出身であったので、屋号を林村にちなんで「林屋」と称しました。
林屋の戸主は、幾次郎の祖父の代から「林屋兼松」と名乗るようになり、屋号を「林兼」とし、当時、市場などでは○にひらがなの「は」の字を書いて使用していました。これが後の商号「林兼商店」と商標「マルハ」の由来です。1921年(大正10年)、かつてから使用していた「マルハ」を商標登録しました。この商標には「波(ハ)を丸くおさめる」という意味も込められています。
旧ニチロの社名の由来
旧株式会社ニチロ(元日魯漁業株式会社)の「魯」の由来は、かつてロシアを「魯西亜」と書いていた頃の頭文字からとりました。当時すでにあった「露」という文字は「はかないツユ」に通じて縁起がよくないとされ、「魯」文字であれば「日魯」と書いたときに二つの「日」が「魚」をはさむので、「毎日毎日魚がとれるという意味になって縁起が良い」と採用されました。
由来のソース
Web魚拓: http://archive.is/UkCWF
会社名
マルハニチロ株式会社
証券コード
1333(2014年4月1日上場)
業種
水産・農林業
設立
旧マルハ: 1943年3月31日(西大洋漁業統制株式会社)
旧ニチロ: 1914年3月12日(日魯漁業株式会社)